「蓋然性とは」意味と正しい使い方!確率や可能性との決定的な違い
法的な紛争解決の場において、この言葉は決定的な意味を持つ。民事訴訟法が適用される裁判では、原則として原告側が主張する事実について立証責任を負う。
裁判官が判決を下す際、どこまでの確証が求められるのか。日本の最高裁判所の判例体系では、一般に「高度の蓋然性」が必要とされる。これは「通常人が疑いを差し挟まない程度に、真実であるとの確信を抱かせる度合い」を意味する。100パーセントの絶対的証明までは求められないものの、単なる「もしかしたら」というレベルでは到底認められない。確固たる証拠の積み重ねによって、この高いハードルを超えなければならないのだ。