片目の充血はなぜ起きる?痛くない病気の正体と危険な受診目安

片目の充血はなぜ起きる?痛くない病気の正体と危険な受診目安についての疑問解決ガイドをお届けします。

Q1:片目だけ充血していて全く痛くないのですが、何日くらいで自然に治りますか?
A1:痛みがなく目やにや視力低下もない場合、白目の細い血管が切れた「結膜下出血」の可能性が高いと考えられます。皮膚の青あざと同じメカニズムであるため、通常は1〜2週間程度で血液が組織に自然吸収され、白目に戻ります。ただし、出血が2週間を超えても引かない場合や、月に何度も繰り返す場合は、糖尿病や高血圧、動脈硬化、血液凝固異常などの基礎疾患が隠れている恐れがあるため、眼科および内科での精査が推奨されます。

Q2:片目が充血しているとき、コンタクトレンズは着け続けても大丈夫ですか?
A2:絶対に外してください。充血している状態でコンタクトを装用し続けると、角膜への酸素供給が遮断され、傷ついた角膜から病原菌が侵入して角膜潰瘍や角膜炎を引き起こすリスクが跳ね上がります。特に片側だけの充血は、レンズの傷や微生物感染が局所的に起きているシグナルであることが多いため、完全に充血が治まり、眼科医の許可が出るまではメガネで過ごすのが原則です。

Q3:はやり目(流行性角結膜炎)を片目からもう片方の目にうつさない予防法は?
A3:アデノウイルスによる感染力は極めて強大です。感染した目を触った手で健康な目を絶対に触らないことが最優先です。手洗いは石鹸で最低20秒以上行い、タオルや枕カバーは家族とも共有せず個別にして毎日洗濯してください。点眼薬をさす際も、容器の先端がまつ毛やまぶたに触れると容器内でウイルスが繁殖するため、浮かせて点眼する徹底した衛生管理が求められます。

Q4:充血のほかに頭痛や吐き気がある場合、何科を受診すべきですか?
A4:迷わず「眼科」を最優先、または救急外来で眼圧測定を求めてください。片目の充血と激しい頭痛・吐き気が同時に起きている場合、急性緑内障発作の疑いが極めて濃厚です。脳疾患を疑って脳神経外科や内科を受診し、CT検査等を行っている間に手遅れとなり失明するケースが散見されます。問診時に必ず「片目の充血と目の奥の痛みもある」と医師に伝えてください。

山下 哲也

山下 哲也

自動車・モビリティライター

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。