胸が大きい人の服選び|着太り回避の最新コーデ術と専門ブランド徹底検証
胸が大きい人が服を着たときに「太って見える」最大の原因は、バストのトップ位置から裾にかけて布地が直線的に垂れ下がる「テント効果」にあります。本来あるはずのアンダーバストのくびれやウエストラインが生地の内側に隠れてしまい、視覚的に「バストの最大幅=胴体全体の幅」と脳が錯覚してしまう現象です。
日本の一般的な既製品は、JIS規格(日本産業規格)に基づき、標準的なバストサイズ(79〜87cm前後)をベースにグレーディングされています。そのため、EカップやFカップ以上の女性がバストに合わせてLやLLサイズを選ぶと、肩幅・袖丈・ウエストが大幅に余るという構造的不一致が発生します。アパレル業界のパタンナーへの取材でも、「一般的な平面製図では胸の立体的な突出(ダーツ分量)を十分に処理できず、布を横に広げるしかない」という設計上の限界が指摘されています。
さらに、生まれ持った骨格構造も影響しています。特に上半身に厚みがあり重心が高い骨格ストレートタイプの場合、胸のボリュームと肉感的なデコルテが重なることで、首元が詰まった服や厚手の生地を着た瞬間に上半身全体が詰まって見え、着太りが加速します。