『頭文字D』須藤京一の真実!ランエボIiiとミスファイアの宿命
須藤の代名詞とも言える愛車が、三菱自動車工業の「ランサーエボリューションIII」だ。最高出力270馬力を叩き出す4G63型エンジンには、過酷な実戦からフィードバックされた強烈なドッカンターボが備わっていた。
さらに特筆すべきは、劇中で強烈なパンチ音とともに描かれた「ミスファイアリングシステム(二次エア供給システム)」の存在だ。アクセルオフ時にもタービンを回し続け、ターボラグを極限まで解消するこの競技専用技術は、WRCの最新トレンドそのものだった。ストリートの峠道で響き渡る破裂音は、対戦相手に絶望的な恐怖を植え付ける心理兵器としても機能したのである。