入れ墨とタトゥーの決定的な違いとは?針の深さ・歴史・Mri影響を徹底解剖
「若気の至りで入れたが、結婚や就職を機に消したい」という需要は年々高まっています。しかし、入れる時よりも消す時のほうが圧倒的に多くの費用、時間、肉体的苦痛を伴います。
現在の主流は、極めて短い照射時間(ピコ秒=1兆分の1秒)で色素粒子を細かく粉砕する「ピコレーザー(ピコウェイ、エンライトン等)」を用いた治療です。従来のQスイッチレーザーに比べ、周囲組織への熱ダメージが少なく、青や黒だけでなく赤や黄などのカラータトゥーにも反応しやすい特徴があります。
費用相場は、コインサイズ(約5cm以下)で1回あたり約10,000円〜30,000円。名刺サイズや手のひらサイズになると1回あたり約50,000円〜100,000円を超え、完全に目立たなくするまでには5回〜10回以上の照射(約1年〜2年の期間)が必要です。総額で数十万円から100万円以上かかることも珍しくありません。また、照射後は水ぶくれや色素沈着、瘢痕(ケロイド状の跡)が残るリスクがあり、「完全に何事もなかった元の素肌に戻す」ことは極めて困難であるのが医学的な現実です。