県民の日に学校が休みなのはなぜ?ない県との格差や無料施設特典の全貌
日本の47都道府県において、条例などによって「県民の日(都民の日・道民の日・府民の日)」を定めている自治体は全体の約半数にとどまります。特に「学校が休みになる記念日」として広く定着している地域は、東京都や埼玉県、千葉県、群馬県、茨城県、栃木県、山梨県といった関東およびその周辺地域に極端に集中しています。
都道府県民の日制定理由の多くは、明治4年(1871年)の廃藩置県やその後の府県統合によって現在の県域の基礎が成立した日、あるいは県政100周年記念事業を契機としたものです。一方で、西日本を中心とする多くの府県では「特定の統合日を単独の記念日として祝う歴史的必然性が薄い」「祝日が増えすぎると学校の授業時数確保が難しくなる」といった行政判断から、あえて制定を見送ってきた経緯があります。