トラックのサイドアンダーミラー調整法と車検基準!死角ゼロの秘訣
指定工場や認証工場における定期点検・車検ラインにおいて、「サイドアンダーミラーの鏡面角度がずれている」「ガタつきで走行中に向きが変わる」といった理由で保安基準不適合と判定される事例が目立っています。
車検時の主な検査項目は以下の通りです。
- 視界基準の充足:所定の測定位置(左前輪側方エリア)に置かれた測定用ポールが運転席から鏡面を通して視認できるか。
- 鏡面の破損・クスミ:ひび割れ、飛び石による傷、裏面反射膜の剥離(シケ)がなく、鮮明な視界が確保されているか。
- 取付剛性と可動部:ステーやブラケットに著しい腐食やガタつきがなく、規定のトルクで固定されているか。
- 緩衝装置(歩行者保護基準):衝撃を受けた際に歩行者へ致命的なダメージを与えないよう、一定の外力で可倒・脱落する構造が維持されているか。
「普段から慣れているから下向きにしている」「遠くを見るために外側へ向けている」といったドライバー個人の主観による極端なセッティングは、車検基準を満たさないだけでなく、法的な運行前点検義務(道路運送車両法第47条の2)の観点からも重大な過失につながるリスクがあります。