トラクターの自動水平故障でロータリーが傾く原因とリセット・修理費用
Q1:自動水平が壊れたまま、手動(マニュアル)操作で耕うん作業を続けてもトラクター本体に悪影響はありませんか?
A1:手動スイッチでロータリーの傾きを水平に保持できる状態であれば、油圧ポンプやミッション等のトラクター基幹部に悪影響を及ぼすことは基本的にありません。ただし、傾斜地や起伏のある圃場では作業機が斜めに食い込みやすくなり、耕深のムラやトラクター車体への偏荷重が生じるため、作業速度を落として慎重にオペレーションを行う必要があります。
Q2:クボタのモンローセンサーは自分で中古品や他機種用を流用して交換できますか?
A2:同系列の型式(例:GL用、KL用など)でコネクタ形状および出力電圧特性(ポテンショメータの抵抗値レンジ)が一致していれば、中古品やリビルト品への交換は十分可能です。ただし、他社製や世代の異なるセンサーを無理に結線するとコントローラー基板を破損させる恐れがあります。交換後は必ず平坦地での水平初期設定(キャリブレーション)を実施してください。
Q3:水平シリンダーが片側だけに勝手に伸びきってしまう(または縮みきる)現象の根本原因は何ですか?
A3:電磁弁(ソレノイドバルブ)の内部スプールが異物噛み込み等で「開いたまま固着」しているか、コントローラーからバルブへ通電しっぱなしになる短絡(ショート)事故が主因です。まずはソレノイドバルブの配線カプラーを外し、それでもシリンダーが動く場合はバルブ自体の機械的固着、カプラーを外して止まる場合はセンサーまたは基板の電気的ショートと判断できます。