「鉄骨飲料」ブーム再燃の真相!伝説のCm舞台裏と復活説を追う
平成の幕開けとともに茶のお茶の間に彗星のごとく現れたのが、サントリー鉄骨飲料CMシリーズだった。主役を務めた女優の鷲尾いさ子が、真っ赤な衣装を身にまとって独特のダンサブルなポーズを決める姿は、当時のテレビCM文化において圧倒的な存在感を放っていた。彼女が率いたユニット「鉄骨娘」の歌う楽曲は爆発的な大ヒットを記録し、オリコンチャートの上位にランクインするほどの現象へと発展したのだ。
この強烈なムーブメントを陰で手掛けたのが、作詞を手掛けた秋元康である。耳に残る言葉遊びと、中毒性のあるCMソングのメロディライン。商品名そのものを連呼する思い切った構成は、視聴者の脳裏に「骨と鉄分の補給」というメッセージを深く刻み込んだ。演出の妙と時代の空気が完璧に噛み合った、テレビコマーシャル史に残る傑作と言えるだろう。