【2026年現地ルポ】変貌する浪速区役所:デジタル化と多言語対応で「最先端の行政拠点」へ進化する理由
浪速区は大阪市内でも外国人住民の割合が突出して高い地域として知られる。現在、区の人口に占める外国籍住民の割合は約1割を超え、アジア圏を中心に多国籍化が進む。
この状況に対応するため、庁舎内にはリアルタイムAI音声翻訳ディスプレイが多数配置された。窓口の職員と外国人住民が透明なアクリル板越しに対話すると、相手の母国語(英語、中国語、韓国語、ベトナム語、ネパール語など18言語対応)が瞬時に字幕表示される仕組みだ。言葉の壁による手続きの遅延が解消されたことで、行政トラブルの未然防止にも大きな効果を上げている。