アイアムアヒーローの走り高跳びZqnは誰?トラウマ必至の正体と衝撃の最期
『アイアムアヒーロー』に登場する感染者「ZQN(ゾキュン)」の最大の特徴は、一般的なゾンビのように単に生肉を求めて彷徨うのではなく、「生前の日常習慣、職業的ルーティン、強烈な執着心」を永遠にリピートし続ける点にあります。満員電車で吊り革を握り続けるサラリーマンや、レジ打ちの動作を繰り返す店員など、日常の残滓が奇怪な行動となって表出します。
その中でも富士見パノラマアウトレットの屋上避難所を襲撃した「走り高跳びZQN」は、生前に陸上競技の走り高跳び選手として極限まで身体を鍛え上げていた青年でした。劇中で彼が呟き、執着していたのは「自己ベストの更新」と「バーを跳び越えること」ただ一つです。
生存者たちが築いたアウトレット屋上の強固なバリケード(フェンス)は、彼にとって防壁ではなく、生前に幾度となく立ち向かった「越えられない高さのバー」に見えていました。ZQN化によって痛覚や自己保存の本能が完全に麻痺した結果、通常の人間であれば即死するような頭部への衝撃を受けながらも、身体の筋肉が限界を迎えるまでジャンプを繰り返すという怪物が誕生したのです。