焼き鳥の「えんがわ」とはどの部位?魚じゃない鶏肉の正体と魅力
鶏えんがわが一般的な居酒屋にあまり並ばない最大の理由は、1羽あたりから採取できる量がごくわずかだからです。
砂肝1個から削ぎ取れる銀皮は左右2枚で、重量にしてわずか約5〜10グラム前後。焼き鳥の串1本(約35〜40グラム)を作るためには、少なくとも鶏4〜6羽分の砂肝から銀皮を集める必要があります。
毎朝丸鶏や大量の砂肝を店内で一から仕込む本格的な専門店でなければ、そもそも串を打てるだけの量が集まりません。焼き鳥の希少部位といえば「ソリレス(モモの付け根)」「ふりそで(肩肉)」「せせり(首肉)」「ちょうちん(未熟卵)」などが知られていますが、えんがわはそれらと並ぶ、あるいはそれ以上に入手難易度が高い隠れたプレミアム部位です。