猫ひろし五輪挑戦の裏側!国籍変更の真相と完走までの壮絶な全貌

猫ひろし五輪挑戦の裏側!国籍変更の真相と完走までの壮絶な全貌の全体像を詳しく解説してご紹介します。

時計の針を少し巻き戻そう。猫ひろしが本格的にマラソンの世界へ足を踏み入れたとき、周囲の反応は冷ややかそのものだった。「芸人の一発ネタ」「テレビの企画に過ぎない」――そんな冷笑を吹き飛ばしたのが、彼の圧倒的なタイムの伸びだった。

しかし、日本代表として選出されるハードルは極めて高い。そこで持ち上がったのがカンボジアへの国籍変更という前代未聞の選択だった。カンボジアオリンピック委員会からの強いアプローチもあり、彼は現地での活動や実績を重ねて帰化手続きを完了。2012年ロンドンオリンピック代表の座を一度は掴みかけたのだった。

だが、暗雲が立ち込める。国際オリンピック委員会(IOC)が「国際競技会における国籍変更後の出場基準」に関するルール解釈を厳格化。「帰化後1年以上の居住実績」または「連続した連続在住期間」が足りないとして、出場の権利は土壇場で剥奪された。夢の舞台を目前にして突きつけられた非情な宣告。メディアやネット上では激しいバッシングが巻き起こり、彼を取り巻く環境は一気に冷え込んだ。

池田 達也

池田 達也

マネー&キャリアエディター

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。