Jcs意識レベル判定基準と3-3-9度方式の覚え方|Gcsとの違いも解説
初期対応における救急 意識レベル確認手順は、段階的な刺激アプローチが基本です。いきなり強い痛みを与えるのではなく、以下の3ステップに沿って判定します。
判定の第1段階は「目を開けているか」の観察です。患者が自発的に目を開けていれば、その時点で1桁(Ⅰ群)が確定します。次に「今日は何日ですか?」「ここはどこですか?」と尋ねて見当識を確かめ、答えられなければJCS 2、自分の名前すら言えなければJCS 3と判断します。
目が閉じている場合は第2段階として「呼びかけ刺激」に移ります。通常の声で目を開ければJCS 10、大声や肩を叩く刺激が必要ならJCS 20です。呼びかけに反応せず、胸骨圧迫や爪床圧迫などの痛み刺激でようやく開眼する場合はJCS 30となります。つまり、開眼するかどうかが1桁 2桁 3桁 見分け方の最大の境界線です。
痛み刺激を与えても全く目を開けない場合は3桁(Ⅲ群)となり、意識障害 緊急度判定は最高レベル(直ちに気道確保や専門医要請が必要)へ引き上がります。払いのけ運動があれば100、除脳硬直などの異常姿勢や顔のしかめだけなら200、完全に無反応であれば300と判定します。