のれんの奥に潜む本物の味!松本で愛され続ける大衆食堂の深層

のれんの奥に潜む本物の味!松本で愛され続ける大衆食堂の深層の概要と注目ポイントを徹底的にカバーしました。

長野の食を語る上で、信州郷土料理の代表格である「山賊焼」を外すわけにはいかない。「焼」という文字を冠しながらも、その正体は特製タレに漬け込んだ鶏の一枚肉を豪快に揚げたもの。「山賊は他人の物を『取り上げる』、だから『鶏を揚げる』」というユニークな語源を持つこのB級グルメは、今や全国にその名を轟かせている。

衣のサクサクとした快音とともに、ニンニクと醤油の強烈な風味が口いっぱいに広がる。噛みしめるたびにあふれ出すジューシーな肉汁。これを受け止めるのは、地元産の炊きたて白米と、山盛りの千切りキャベツだ。各食堂ごとにニンニクの効かせ方や衣の厚み、隠し味に使う信州味噌の配合が異なり、食べ比べるほどにその奥深さに圧倒される。

中川 明日香

中川 明日香

ビジネス戦略アナリスト

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。