プロが教えるエイジングケアとは?始める年齢と正しい順番を完全解説
インターネット上にはエイジングケアに関する極端な言説が散見されます。ここで代表的な2つの誤解を正しておきましょう。
誤解1:「エイジングケア化粧品を早く使いすぎると肌が甘えて自活力が落ちる」
これは科学的根拠のない俗説です。肌に必要な保湿成分(セラミドやアミノ酸)を補うことや、抗酸化成分で活性酸素を除去することは、肌本来の代謝機能をサポートするものであり、肌を怠けさせることはありません。むしろ乾燥や酸化を放置するダメージの方が圧倒的に深刻です。
誤解2:「強いマッサージを毎日行えば肌のたるみが改善する」
自己流の強いリフトアップマッサージは、真皮を支える「クーパー靭帯」や皮膚組織を伸ばしてしまい、かえって肌のたるみ悪化を招く危険性があります。たるみ対策には、マッサージではなく表情筋の適度なエクササイズや、肌の弾力を保つスキンケア成分の補給が安全かつ有効です。
【プロの結論】おすすめできる人・慎重になるべき人の判断基準
エイジングケアの導入にあたっては、自身の肌質と目的に合わせた冷静な見極めが欠かせません。
積極的に導入すべき人:
・夕方になるとファンデーションの崩れやほうれい線の溝が気になる方
・20代後半を迎え、20代前半と同じケアでは肌の乾きを感じるようになった方
・将来のシワやたるみを最小限に抑えたい予防志向の方
選び方に慎重になるべき人:
・現在進行形で重度のアトピー性皮膚炎や赤み・炎症が生じている方(まずは敏感肌用の抗炎症・バリア機能修復ケアを最優先すべき)
・即効性のみを求め、高濃度レチノールなどを過剰に使用してしまう傾向のある方