小江戸蔵里の真実!昭和蔵の利き酒自販機から絶品ランチまで徹底解剖
小江戸蔵里を語る上で絶対に外せないのが、お酒好きの聖地としてSNSでも拡散され続けている「ききざけ処 昭和蔵」です。昭和6年(1931年)に建てられた酒蔵を改装したフロアに足を踏み入れると、壁一面に整然と並んだ「利き酒自動販売機」が目に飛び込んできます。
システムは明快かつ合理的です。レジカウンターで500円を支払うと専用メダル4枚とお猪口(おちょこ)が渡されます。自販機には、かつて鏡山酒造が醸していた銘柄「鏡山」をはじめ、秩父の銘酒「武甲正宗」、蓮田の「神亀」、小川町の地酒など、埼玉県内にある全32の蔵元から厳選された日本酒がズラリとラインナップされています。
飲みたい銘柄を選び、お猪口をセットしてコインを投入(通常銘柄はコイン1枚、大吟醸やプレミアム銘柄はコイン2枚〜3枚)し、ボタンを押すと適量の冷えた地酒が注がれます。現地でグラスを傾ける愛飲家たちからは、「敷居が高く思われがちな日本酒を、自分のペースで少しずつ飲み比べできるのが画期的」「埼玉がこれほどの酒処だと初めて知った」という驚きの声が漏れています。
フロア内には角打ちスタイルのスタンディングカウンターが設けられており、発酵食品を使ったおつまみや地元漬物、塩、きゅうりなどの軽いつまみも100円〜数百円の明朗会計で販売されています。ちょっとした隙間時間にワンコインで埼玉地酒の奥深さに触れられるこの角打ち体験は、昼下がりの観光に極上のアクセントをもたらしてくれます。