多肉植物の増やし方決定版!なぜ枯れる?発根率を劇的に上げるプロの技

多肉植物の増やし方決定版!なぜ枯れる?発根率を劇的に上げるプロの技に関する質問を徹底的にまとめました。専門的な情報をチェックしましょう。

Q1:葉挿しから「根だけ」または「芽だけ」が出てきた場合、どう対処すべきですか?
A1:慌てずにそのまま明るい日陰で管理を継続してください。植物ホルモンのバランスにより、根が先に出るケースと芽が先に出るケースがあります。根だけが出た場合は土に軽く埋めて少量の水分を与え、芽だけが出た場合は親葉の水分が尽きる前に発根するのを待ちます。約8割の株は最終的に両方が揃って正常に生育します。

Q2:胴切りした親株の切り口にトップジンMなどの殺菌剤や発根促進剤(ルートン)は塗るべきですか?
A2:多湿な梅雨時や高価な大型種をカットする場合、切り口への殺菌剤塗布は軟腐病予防に極めて有効です。また、発根促進剤(ルートン等)を挿し穂の切り口に薄く塗布すると、オーキシン様物質の働きで発根日数を3〜7日程度短縮できる実証データがあります。ただし、つけすぎは組織を傷めるため、粉末を薄くまぶす程度に留めてください。

Q3:葉挿しの親葉がシワシワになって枯れてきましたが、取り除いても大丈夫ですか?
A3:親葉が完全にカラカラの紙のようになり、新芽から自然にポロリと外れるまでは無理に引っ張らないでください。親葉は自らを犠牲にして水分と栄養分を新芽に送り続けています。完全に養分を吸い尽くされた親葉は、ピンセットで軽く触れるだけで簡単に外れます。

Q4:水耕栽培(水挿し)で多肉植物を発根させる方法はおすすめですか?
A4:切り戻した茎の先端を水面に数ミリ浮かせた状態で発根させる「水耕発根」は、乾燥環境よりも発根速度が早い利点があります。ただし、水中で形成された根(水生根)は細胞壁が薄く、土壌へ植え替えた際に土の環境に適応できず枯死しやすいデメリットがあります。初心者が土植えを前提とするなら、最初から乾いた土上で発根させる方が順化の失敗を防げます。

池田 達也

池田 達也

マネー&キャリアエディター

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。