バスの千円両替で焦らない!お釣り方式との違いや新紙幣の対処法

バスの千円両替で焦らない!お釣り方式との違いや新紙幣の対処法の特集記事をお届けします。役立つ情報がチェックできます。

ネット上のQ&AサイトやSNSでは、バスの両替に関して不正確な情報がまことしやかに拡散されています。現場で余計なトラブルに巻き込まれないために、代表的な誤解を是正します。

よくある誤解の筆頭が「運賃が220円のとき、千円札を両替口に入れれば、運賃を差し引いた780円がお釣りとして出てくる」という思い込みです。これは前述の通り「釣り銭方式」の運賃箱だけで通用するルールであり、全国の過半数を占める「両替方式」のバスでこれを行うと、千円分の小銭がそのまま戻ってくるだけです。機械がお釣りを計算してくれていると勘違いしたまま小銭を受け取って降りてしまうと、後から営業所から連絡が入ったり、最悪の場合は運行妨害とみなされたりします。

また、「新紙幣が使えない運賃箱は違法ではないのか」「新紙幣を使えないバス会社に落ち度がある」といったネット上の極論も散見されます。しかし、日本銀行法上、日本銀行券には強制通用力(一度の支払いで同一額面20枚まで法貨として通用する力)があるものの、ワンマンバスのような自動精算機器における受領可否については、事業者が物理的・設備上の限界をあらかじめ明示している場合、即座に法令違反となるわけではありません。国土交通省の指導基準でも、運賃箱の更新には相応の準備期間が認められており、利用客側の事前準備も求められています。

松本 悠斗

松本 悠斗

サステナビリティ研究家

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。