男声から自然なカワボへ!挫折しない女声の出し方と習得ステップ
練習を始めた多くの人が直面するのが、「発声して数分で喉が痛くなる」という問題と、「息漏れがひどくスカスカした声になる」という壁です。
喉が痛くなる最大の理由は、喉仏を上げる際に首周りのアウターマッスル(胸鎖乳突筋など)に余計な力が入っているためです。喉を外側から力任せに締め上げる発声は、声帯結節やポリープを引き起こす危険があります。痛みを覚えたら直ちに練習を中断し、首や肩を回してストレッチを行いましょう。喉仏は「力で締め上げる」のではなく、「インナーマッスルで軽く吊り上げる」のが正しいフォームです。
息漏れが目立つ場合は、腹圧の不足が疑われます。息を吐く勢いに対して声帯の閉じが負けているため、息だけが抜けてしまいます。下腹部に軽く力を入れ、吐く息の量を地声の7割程度に抑えると、声帯が綺麗に振動して芯のあるトーンに整います。
なお、「地声が極端に低い男性は女声が出せないのか」という不安を持つ声も少なくありません。しかし、声帯の長さと裏声のコントロール性は別問題です。低音ボイスの持ち主であっても、裏声の柔軟性と共鳴腔の縮小技術さえ習得すれば、高音域を響かせた愛らしいカワボ(可愛い女性声)へのトランスフォームは十分に可能です。