『私の夫と結婚して』キャスト解剖!日本リメイクと豪華陣の今
ドラマのヒットを支えた最大の要因は、緻密に配置されたキャラクターと、それを完璧に演じ切った実力派俳優たちの相乗効果にある。
物語の軸となるのは、悲惨な死を目前にして10年前の過去へ戻る主人公カン・ジウォン。彼女を演じたパク・ミニョンは、過酷な闘病シーンのために体重を37kgまで削ぎ落とす壮絶な役作りを敢行した。後半にかけて見せる凛とした逆転劇と知的で洗練された変貌ぶりは、視聴者に圧倒的な爽快感を与えている。
彼女を密かに、そして無条件に支える「あしながおじさん」的存在、ユ・ジヒョク本部長を好演したのがナ・イヌだ。冷徹なエリートとしての仮面の下に、一途で深い愛を秘めた眼差しは、多くのファンの心を揺さぶった。
一方、物語の緊張感を極限まで高めたのが悪役たちの存在だ。主人公の金を狙うクズな夫パク・ミニファン役のイ・イギョンは、コミカルさと邪悪さを同居させた唯一無二の怪演を披露。主人公の唯一の親友でありながら裏で陥れようとするチョン・スミン役のソン・ハユンもまた、可憐な容姿の裏に潜む「ぶりっ子サイコパス」の狂気をリアルに体現した。
さらに、ジウォンの初恋相手であり、物語に心温まる余白を与えるシェフのペク・ウノ役をイ・ギグァンが爽やかに演じ、愛憎渦巻く展開の中で鮮やかなコントラストを描き出している。