鬼怒川温泉の「噂」を追う:ホテルニューさくらに囁かれる心霊説の真相と、廃墟化する温泉街のリアル
実際にネット上に書き込まれている「体験談」を分析すると、そのほとんどが「夜中に廊下から足音が聞こえた」「部屋の空気が重く感じた」といった、主観的かつ物理的に説明がつくものばかりだ。
多くの宿泊客が行き交う大型ホテルにおいて、隣室や廊下の物音が響くのは珍しいことではない。また、渓谷沿いに位置するため、夜間に川のせせらぎや風の音が建物に反響し、奇妙な音として聞こえることもある。これらが「心霊現象」として誇張され、拡散されていったというのが真相のようだ。