大相撲の八百長は当たり前だったのか?7勝7敗の真相と現在の姿
相撲界の内部事情を赤裸々に暴露した代表例が、元小結・板井圭介による告発です。板井は2000年に日本外国特派員協会で記者会見を開き、自らの著書『中盆(なかぼん)』において、自らが八百長の仲介役(中盆)を務めていた生々しい実態を激白しました。
著書では、金銭の授受や事前の打ち合わせ、土俵上での具体的な手口(立ち合いで相手の変化に合わせてわざと倒れる、引き技を食らったふりをする等)が詳細に記され、相撲界に巨大な波紋を広げました。
また、元関脇の貴闘力もYouTubeチャンネル等で当時の相撲界の空気感を証言しています。当時は「貸し借りがないと関取の地位を長く保てない」という空気が蔓延しており、上位陣から持ちかけられた話を断り切れない力士も多かったといいます。情理や人間関係、金銭が複雑に絡み合い、土俵外で勝敗が事前に売買される構造が長年根深く定着していました。