ロフストランドクラッチ完全ガイド|正しい使い方と松葉杖との違い
Q1:片手だけで使っても十分なリハビリ効果はありますか?
A1:極めて高い効果があります。片手使用時は患足の反対側の手で持ち、足にかかる衝撃や荷重の約30%を腕に逃がします。これにより関節痛の緩和や歩行の左右バランス改善が図れます。ただし、医師から50%以上の免荷を指示されている急性期は、2本使用(両手使い)での歩行訓練が必要です。
Q2:オープンカフとクローズカフはどちらを選べば後悔しませんか?
A2:日常生活での脱ぎ着のしやすさや、転倒時の安全性を最優先するなら「オープンカフ」が推奨されます。国内のリハビリ病院で処方される大半がこのタイプです。一方、外出先で頻繁に両手を使いたい方や、杖を落とす不安が強い長期使用者には「クローズカフ」が適しています。
Q3:階段の上り下りで絶対にしてはいけない危険な動作は?
A3:階段を上る際に「痛い足(患足)から先に上げてしまうこと」と、下りる際に「良い足(健足)から先に下ろしてしまうこと」です。この逆の動きをすると、段差の途中で患足一本で全体重を支えなければならなくなり、激痛による膝折れや転落事故に直結します。「上りは良い足、下りは杖と悪い足」の順序を徹底してください。
Q4:ドイツ製のオッセンベルグクラッチは一般的な杖と何が違うのですか?
A4:最大の強みはエルゴノミック(人間工学)に基づいた立体グリップのフィット感と、欧州安全基準をクリアした高剛性アルミパイプの耐久性にあります。一般的な安価なクラッチに比べ、手のひらへの圧迫痛が起きにくく、歩行時のシャフトのしなりやカタつきが少ないため、長時間の歩行でも疲労感が大幅に軽減されます。