アスファルトとコンクリートの違いは?駐車場舗装の費用・寿命を徹底比較

アスファルトとコンクリートの違いは?駐車場舗装の費用・寿命を徹底比較に関する基本知識をわかりやすくまとめました。要点を確実におさえることができます。

アスファルトとコンクリートの最大の違いは、骨材(砂や砂利)を結合させる「バインダー(結合材)」の性質と硬化メカニズムにあります。この物質的特性の違いこそが、耐久性、施工スピード、そして適した用途を根本から分ける決定打となっています。

アスファルト舗装は、原油を精製する過程で残る黒色の炭化水素類(アスファルト)を約150〜160℃に加熱して溶かし、砕石や砂と混合したものを敷き均してローラーで転圧します。冷え固まることで強度を発現するため、施工後わずか数時間から半日で車両の通行が可能になるという抜群の即効性を持ちます。国土交通省の道路統計において、国内道路の舗装率95%以上をアスファルトが占めている最大の理由は、この「圧倒的な修繕の早さと初期投資の抑制」にあります。日中に交通規制を行い、夜間に切削・再舗装して翌朝には通常通り開放できる柔軟性は、社会インフラとして不可欠な要素です。

これに対し、コンクリート(土間コンクリート)は、セメント・水・砂・砂利を混ぜ合わせ、化学反応(水和反応)によって結晶化させて固めます。硬化するまでに化学的なプロセスを経るため、実用強度に達するまで夏場で3〜5日、冬場では1週間以上の養生期間を要します。しかし、一度完全に硬化すれば、圧縮強度においてアスファルトを圧倒し、半永久的とも言える剛性を発揮します。しなやかにたわむことで荷重を分散するアスファルトに対し、ビクともしない強固な「板」として面で荷重を支えるのがコンクリートの本質です。

山田 真由

山田 真由

自動車・モビリティライター

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