若隆景(大波渥)の結婚と壮絶な復活劇!大波3兄弟の絆と最新番付

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相撲ファンの間で常に高い関心を集めるのが、若隆景の出自と本名にまつわる背景です。本名は大波渥(おおなみ あつし)。1994年12月6日、福島県福島市に生まれました。「渥(あつし)」という名前は、人情が厚く、周囲に恩恵を与える人物に育ってほしいという願いを込めて名付けられたといいます。

大波家は、角界でも極めて稀有な名門相撲一家です。祖父は元小結・若葉山、父は元幕下・若信夫という血筋に生まれ、長男の若隆元(本名:大波渡)、次男の若元春(本名:大波港)、そして三男の若隆景という「大波3兄弟」全員が荒汐部屋に入門しました。

この3兄弟の四股名には、戦国大名・毛利元就が残した「三本の矢」の逸話に登場する毛利3兄弟(毛利隆元、吉川元春、小早川隆景)の諱(いみな)がそれぞれ授けられています。荒汐部屋先代師匠(元小結・大豊)と師範代が、兄弟が結束して角界の荒波を乗り越えてほしいという期待を込めて命名したエピソードは、ファンの間でも語り草となっています。

兄弟の中でも最も小柄だった三男の渥ですが、相撲の基本動作と柔軟性においては幼少期から突出した才能を示し、名門・学法福島高校から東洋大学相撲部へと進学。学生横綱をはじめとするアマチュアタイトル争いを繰り広げ、2017年春場所に三段目最下位格付出で初土俵を踏むこととなりました。

山口 彩花

山口 彩花

写真家・フォトエディター

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。