米倉涼子の昔と現在、国民的美少女から大門未知子への激変の全貌

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2000年代初頭、モデルから女優への転身を果たした米倉涼子を待ち受けていたのは、「モデル出身」という冷ややかな色眼鏡だった。爽やかなヒロイン役を演じても、どこか決定打に欠ける。そんな閉塞感を打ち破ったのが、2004年にテレビ朝日系で放送された松本清張原作のサスペンスドラマ『黒革の手帖』である。

欲望渦巻く銀座の夜の街を舞台に、巨額の横領金を元手にクラブのママへと成り上がる原口元子役。それまでの清純派の殻をかなぐり捨て、着物を妖艶にまとって冷徹な笑みを浮かべる彼女の怪演は、視聴者を釘付けにした。悪女を演じ切ることで手に入れた確固たる評価。それは、日本の芸能界における彼女のポジションを決定づける歴史的な転換点となった。

伊藤 翔太

伊藤 翔太

フード&トラベルライター

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。