ルフィ事件・今村磨人の法廷証言が暴く収容所の闇と遠隔指示の全貌
警視庁が押収した通信端末の解析データと捜査資料から、ルフィ広域強盗事件における精緻かつ冷酷な指示系統が浮かび上がる。事件を首謀したグループは、警察の追及を逃れるために幾重もの防壁を築いていた。
収容所内の幹部らは「ルフィ」「キム」「ミツハシ」といった偽名を使い分け、役割を分担。標的となる資産家宅の情報は、過去の特殊詐欺で作られた名簿や違法な名簿業者から吸い上げていた。極秘資料によれば、今村磨人被告らは収容所内のベッドに寝そべりながら、リアルタイムで現場の実行役に音声通話で指示を出し続けていた。「タタキ(強盗)の現場で騒がれたら縛れ」「抵抗したら殴れ」。海を越えて送られる冷淡な命令が、狛江市の強盗致死事件をはじめとする凄惨な被害を引き起こす引き金となった。