お風呂のカビにハイターは使える?正しい希釈比率と失敗防ぐ掃除術

お風呂のカビにハイターは使える?正しい希釈比率と失敗防ぐ掃除術について徹底解説いたします。最新の情報をお届けします。

浴室のユニットバスで最もカビが繁殖しやすい隠れスポットが、浴槽の側面カバーである「エプロン」の内部です。数年放置すると内部一面が真っ黒なカビの温床になっていることも珍しくありません。

エプロン掃除の手順としては、まずエプロン下部の留め具を外し、手前に引いてカバーを取り外します。内部にシャワーを当てて表面の汚れを流した後、水で希釈したハイター液(水1Lに対してキャップ2杯程度)をスプレーボトルに入れ、内部の壁面や浴槽の裏側に吹き付けます。手の届かない奥側は、柄の長いブラシで液を塗り広げ、約15分放置した後にたっぷりの水で洗い流します。

ここで極めて重要なのが浴槽本体の変色リスクです。FRP(ガラス繊維強化プラスチック)や人工大理石、ステンレスなど、近年のユニットバスの浴槽はハイターに対してある程度の耐性を持っていますが、高濃度の塩素液を長時間放置すると、表面のコーティングが劣化して黄ばみやツヤ消え、変色を引き起こす場合があります。浴槽内で小物類をつけ置きする際は、必ず水10リットルに対してキャップ1〜2杯程度の薄い濃度を守り、熱湯ではなく「水またはぬるま湯」を使用してください。お湯を使うと塩素成分が急激に揮発し、効果が落ちるだけでなく危険なガスが浴室内に充満します。

山下 哲也

山下 哲也

自動車・モビリティライター

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。