体脂肪率の計算式と男女別適正値!体重は軽いのに高い隠れ肥満の真実

体脂肪率の計算式と男女別適正値!体重は軽いのに高い隠れ肥満の真実にまつわる興味深い視点を分かりやすく発信ます。

身長と体重の比率から算出するBMI(Body Mass Index)は、世界共通の肥満判定指標として広く使われています。しかし、BMIが18.5〜22の「普通体重」や「低体重」ゾーンに位置していても、体内組織の内訳が「筋肉極少・体脂肪過多」に陥っているケースが少なくありません。これこそが、いわゆる隠れ肥満の正体です。

この現象が生じる主因は、過度な食事制限や極端な糖質カットによる筋肉(除脂肪体重)の喪失にあります。エネルギー不足に陥った身体は、脂肪よりも先に筋肉を分解してアミノ酸をエネルギー源として消費します。その結果、体重計の目盛りは順調に減るものの、基礎代謝が急落し、体脂肪率が跳ね上がるという悪循環を招きます。

また、体脂肪には「内臓脂肪」と「皮下脂肪」の2種類が存在します。内臓脂肪は腹筋の内側、腸間膜周辺に蓄積し、代謝回転が早いため生活習慣の乱れで急速に増減します。一方、皮下脂肪は皮膚のすぐ下に蓄積し、長期的な過剰エネルギーが徐々に蓄えられたものです。特に若年層やデスクワーカーに見られる隠れ肥満は、外見上太って見えないものの内臓脂肪や特定の皮下脂肪が筋肉の隙間に蓄積している状態であり、将来的なインスリン抵抗性や動脈硬化のリスクを高める要因となります。

中川 明日香

中川 明日香

ビジネス戦略アナリスト

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。