伝説の「松田」歴代最高傑作ランキング!名作映画・神回ドラマを総力特集

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昭和のアクション・ハードボイルドを根底から変革した伝説の俳優、松田優作。松田優作の名作映画として今なお多くのクリエイターに影響を与え続けているのが、『蘇える金狼』(1979年)や『野獣死すべし』(1980年)です。役作りのために奥歯を抜き、過酷な減量を行って臨んだその姿は、狂気と美しさが同居する唯一無二の映画体験をもたらしました。さらに、森田芳光監督と組んだ『家族ゲーム』(1983年)では、従来のハードボイルド像を覆す異色の家庭教師役を怪演し、キネマ旬報主演男優賞をはじめ映画賞を総なめにしました。

一方、テレビの世界で金字塔となった松田優作の代表作ドラマといえば、間違いなく『探偵物語』(1979〜1980年)です。黒のスーツにソフト帽、ベスパに跨る探偵・工藤俊作の軽妙洒脱な語り口とハードなアクションの融合は、日本のドラマ史における一大転換点となりました。アドリブ満載のコミカルな掛け合いからシリアスな幕切れへと急転直下する『探偵物語』の名シーンは、40年以上が経過した現在も語り草となっています。

そして遺作となったハリウッド大作『ブラック・レイン』(1989年)における松田優作の鬼気迫る演技は、リドリー・スコット監督や共演のマイケル・ダグラス、アンディ・ガルシアを戦慄させました。病魔に侵されながらも命を削って演じ切った冷酷なヤクザ・佐藤の狂気は、世界の映画史にその名を永遠に刻み込みました。

山本 拓海

山本 拓海

ヘルス&ウェルネスアドバイザー

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。