刻む歴史と驚愕ギミック!日本のからくり時計が世界を魅了する理由
日本国内には、一生に一度は見ておきたい名作からくり時計が点在している。愛媛県松山市の道後温泉駅前に鎮座する「坊っちゃんカラクリ時計」はその筆頭だ。温泉街の情緒に溶け込み、定刻になると軽快な音楽とともに夏目漱石の小説『坊っちゃん』の登場人物たちが次々と姿を現し、二重三重に塔が競り上がる立体構造は訪れる旅行者を驚かせる。
一方、東京・汐留に佇む「ジブリの大時計」は、宮崎駿監督が自らデザインを手掛けた巨大な鋼鉄の建造物だ。手作業の温もりが残るスチームパンク風の造形美と、猛然と動き出す鍛冶屋の人形や巨大な爪のギミックは、まさに映画の世界から抜け出してきたような圧倒的な臨場感を誇る。観光地を彩るこれらのランドマークは、訪れる人々に時間という概念を超えた特別な感動を提供し続けている。