猫と犬どっちが飼いやすい?生涯コストと暮らしのリアルを比較
かつては「ご飯と散歩」だけで済まされていた飼育環境は、ここ数年で劇的な進化を遂げた。現在のペットケア産業は、IoTを駆使した自動トイレや遠隔見守りカメラ、スマート首輪による健康モニタリングなど、ハイテク化が著しい。こうしたテクノロジーの恩恵により、犬猫ともに不在時の健康管理や給餌の難易度は劇的に下がっている。
しかし、その一方で目を背けられないのが獣医療の高度化に伴う治療費の高騰だ。かつては治らなかった病気が治療可能になった反面、MRI検査や抗がん剤治療、高度な外科手術などにより、一回の診療で数十万円単位の費用が発生することも珍しくない。公的な健康保険が存在しない動物医療において、突発的な事故や慢性疾患への備えは、どちらの動物を家族に迎えるとしても等しく重い現実として飼い主にのしかかる。