冗談が通じない人の正体とは?脳科学と心理学が明かす会話の真相
近年のビジネス現場や SNS では、会話がかみ合わない相手に対して安易にアスペルガー症候群やコミュニケーション障害といったレッテルを貼り、排斥しようとする風潮が目立つ。だが、専門家はこの安易な二元論に対して強い懸念を表明している。
アメリカ精神医学会が定義する診断基準(DSM-5)の観点からも、対人関係における認知のスタイルはグラデーションであり、境界線は曖昧だ。単に論理的で厳密な思考スタイルを好む人物や、冗談を言い合わない文化圏で育った人物を病理化することは、人間関係の対立を無駄に深める結果にしかならない。