米倉涼子『シカゴ』ブロードウェイ再降臨!独占幕裏と熱演の真実
この作品を語る上で欠かせないのが、伝説的演出家ボブ・フォッシーが確立した独特の振付とスタイルだ。内股で肩をすぼめ、指先まで極限の神経を行き届かせる唯一無二のダンスは、一見シンプルに見えて極めて高度な体幹と表現力を要求する。
伝統あるアンバサダー劇場の歴史的ステージにおいて、米倉はそのフォッシー・スタイルを完璧に自身の血肉へと昇華させた。彼女が魅せる洗練されたミュージカル表現は、本場のダンサーたちからも一目置かれており、劇場の伝統に新たな息吹を吹き込んでいる。