膵臓に良い食べ物決定版!沈黙の臓器を守る食事術とNg食材
ネット上のヘルスケア情報において、近年特に危険視されているのが「過度な糖質制限(ケトジェニックダイエット)が膵臓に良い」という誤解です。
インスリンを出さないために主食を完全に抜き、その分を肉、チーズ、ナッツ、MCTオイル、マヨネーズなどの高脂肪食で補う手法は、耐糖能に問題がある人にとって一見論理的に見えます。しかし、膵臓の外分泌機能(リパーゼ分泌)にとっては破滅的な負荷となります。実際に、過度な糖質制限を数ヶ月続けた結果、急性膵炎を発症して救急搬送されたり、アミラーゼ数値が跳ね上がってドクターストップがかかる事例が臨床現場で相次いでいます。
また、「植物性油脂ならいくら摂っても安全」という思い込みも危険です。オリーブオイルやえごま油、アマニ油などの良質な不飽和脂肪酸であっても、1gあたり9kcalの脂質であることに変わりはなく、リパーゼを必要とします。健康オイルであっても1食あたり小さじ1杯程度にとどめるなど、総脂質量のコントロールが最優先事項です。