ためしてガッテン流栗の茹で方!甘み激増と皮がつるんと剥ける極意
栗の用途はそのまま食べるだけにとどまりません。炊き込みご飯や保存食としての活用法を押さえることで、秋の味覚を無駄なく長期間楽しむことが可能になります。
栗ご飯用の下処理と茹で方
栗ご飯に使う際は、完全に火を通してしまうと炊飯時に実が煮崩れてしまいます。冷凍栗を熱湯に5分浸けて鬼皮と渋皮を剥いた「生の状態」の実を使うか、あるいは生栗を熱湯に30分浸けて鬼皮だけを剥き、渋皮を包丁で薄く削ぎ落とす手法をとります。下処理後の生栗を水に20分ほどさらしてアクを抜いてからお米と一緒に炊き込むと、型崩れのない美しい黄金色の栗ご飯が完成します。
生栗の保存方法と日持ち
生栗は常温に置いておくと3〜4日で水分が抜け、中に潜んでいた虫の卵が孵化して食害が進みます。水気を拭き取り、新聞紙やキッチンペーパーで包んでポリ袋に入れ、チルド室で保存すれば約1ヶ月日持ちします。糖度も高まり一石二鳥です。
茹で栗の保存期間と冷凍テクニック
茹で上がった栗は傷みやすいため、冷蔵保存での日持ちは密閉容器に入れて2〜3日が限界です。長期保存する場合は、半分に切ってスプーンで中身をくり抜くか、綺麗に皮を剥いた状態で密閉袋に入れ、冷凍庫へ送ります。冷凍での保存期間は約1ヶ月。解凍時は自然解凍か、凍ったままスープや煮物、ポタージュに投入して手軽に活用できます。
【プロの結論】おすすめできる調理法・向いていない人の判断基準
調理の手間と求める味わいに応じて、手法を賢く使い分けることが成功への近道です。
鍋茹で・徐冷法が向いている人:
・栗本来のホクホク感と、極限まで引き出された自然の甘みをストレートに味わいたい人。
・半分に切ってスプーンですくって食べるスタイルを好む人。
・時間に余裕があり、休日にじっくりと料理を楽しみたい人。
冷凍裏技・圧力鍋が向いている人:
・栗ご飯、甘露煮、モンブランなど、実の形を崩さずに綺麗に取り出したい人。
・渋皮剥きで指先や爪を痛めたくない人。
・短時間で効率よく下ごしらえを済ませたい忙しい共働き世帯。