「させていただきます」多用は失礼?文化庁基準と劇的改善の言い換え術

「させていただきます」多用は失礼?文化庁基準と劇的改善の言い換え術について徹底解説いたします。最新の情報をご覧ください。

文章の品格を保ちつつ、相手にストレスを与えないスマートな「させていただきます」の言い換えテクニックを身につけましょう。日常業務で頻出するシーン別の例文を整理しました。

1. 資料送付・提出のシーン

❌ NG例文:「ご依頼いただきました企画書を添付させていただきましたので、ご査収させていただきます。」
⭕ 改善例文:「ご依頼の企画書を添付いたしました。ご査収のほどよろしくお願い申し上げます。」
解説:「添付する」という通常業務に許可は不要です。「いたしました」でスッキリと引き締まります。

2. 業務の報告・連絡のシーン

❌ NG例文:「来週の進捗状況につきまして、私の方からご報告させていただきます。」
⭕ 改善例文:「来週の進捗状況につきまして、私よりご報告申し上げます(ご報告いたします)。」
解説:相手に対する敬意を行為の名詞+「申し上げる」で表すことで、格調高いビジネス文書になります。

3. 辞退・お断りのシーン

❌ NG例文:「誠に恐縮ですが、今回の案件はご辞退させていただきます。」
⭕ 改善例文:「誠に心苦しい限りですが、今回は見送らせていただきたく存じます(ご辞退申し上げます)。」
解説:断りの場面では「〜させていただきたく存じます」と意向を示すか、「ご辞退申し上げます」とする方が礼儀正しく響きます。

4. 自己紹介・着任のシーン

❌ NG例文:「本日より貴社の担当をさせていただきます田中と申します。」
⭕ 改善例文:「本日より貴社を担当いたします、田中でございます。」
解説:自己の配属や身分を伝える場面では、「いたします」「でございます」を用いるのが最も自然です。

中川 明日香

中川 明日香

ビジネス戦略アナリスト

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。