アニメ『のうりん』問題のシーンと炎上の真相|過激演出とポスター騒動を徹底検証
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アニメ本編のギャグ演出にとどまらず、社会的な大騒動へと発展したのが、岐阜県美濃加茂市とのコラボポスター問題でした。舞台のモデルとなった美濃加茂市観光協会は、地域活性化とスタンプラリーの告知を目的として、メインキャラクターの一人である良田胡蝶(よしだ こちょう)を描いたPRポスターを制作しました。
ところが2015年11月、駅構内や公的施設に掲出されたポスターに対し、「女性の胸が過度に強調されており、公共空間に掲示するのはセクハラにあたる」「女性蔑視ではないか」という批判がネット上で噴出。これを発端に、大手メディアやニュース番組でも大きく取り上げられる事態となりました。
批判を受けて美濃加茂市観光協会はポスターの回収とデザインの差し替えを決定。しかしこの対応に対し、アニメファンや地元有志からは「作品本来のキャラクター性を活かした正当なPRである」「過剰反応による表現規制ではないか」と反論の声が上がり、公共空間における萌え表現の是非をめぐって世論を二分する激しい議論へと発展しました。この出来事は、現在に至る「自治体×アニメコラボ」のガイドライン形成における歴史的な転換点として語り継がれています。