お酢で内臓脂肪は落ちる?大さじ1杯の驚くべき効果と正しい飲み方

お酢で内臓脂肪は落ちる?大さじ1杯の驚くべき効果と正しい飲み方の詳細について、最新情報を詳しくお届けします。

「お酢を飲むだけで本当に内臓脂肪が落ちるのか」という疑問に対し、明確なエビデンスを提示したのが大手調味料メーカー・ミツカンをはじめとする研究機関の臨床試験です。肥満気味の男女を対象に行われた試験では、1日あたり大さじ1杯(約15ml/酢酸750mg)の食酢を含む飲料を12週間毎日摂取させたところ、内臓脂肪面積が平均で約5%減少したというデータが報告されています。

この変化をもたらす主役が、お酢の酸味成分である「酢酸」です。体内に吸収された酢酸は、細胞内のエネルギーセンサーと呼ばれる酵素「AMPK(AMP活性化プロテインキナーゼ)」を活性化させます。このスイッチが入ると、肝臓において脂肪の合成に関与する遺伝子の働きが抑制されると同時に、脂肪を分解・燃焼させる酵素の働きが活発化します。つまり、余分な脂質を溜め込まず、エネルギーとして効率よく消費する体質へとシフトさせるわけです。

食事制限を極端に強化しなくても、日々の代謝プロセスそのものに働きかける点が、お酢が持つ最大の強みと言えます。

中川 明日香

中川 明日香

ビジネス戦略アナリスト

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。