血圧新基準で160引き上げの真相とは?2026年の診断目標と目安
Q1:健康診断で145/92mmHgでした。すぐに降圧薬を飲む必要がありますか?
A1:一度の測定ですぐに投薬が決まるわけではありません。まずは2週間ほど朝晩の家庭血圧を記録し、日常的に135/85mmHgを超えているかを確認します。軽度の高血圧であれば、まずは減塩や運動などの生活習慣改善から開始することが一般的です。
Q2:75歳以上の高齢者ですが、上の血圧が130台だと下げすぎですか?
A2:ふらつきや立ちくらみ、だるさなどの自覚症状がなければ、130台であっても下げすぎではありません。かつては高齢者の血圧を高めに維持すべきという意見もありましたが、現在は体調に支障がない限り130/80未満を目指すほうが脳血管の保護に有効とされています。
Q3:上の血圧(収縮期)と下の血圧(拡張期)、どちらが高いほうが危険ですか?
A3:どちらか一方でも基準値を超えていれば高血圧と診断され、心血管リスクを高めます。特に高齢者では血管の硬化により「上だけが高く、下が低い」孤立性収縮期高血圧が多く見られますが、若年・中年層では「下だけが高い」ケースも血管トラブルの前兆となるため注意が必要です。