びわの美味しい食べ方完全ガイド|簡単な剥き方と種の危険性を徹底検証
来客時やデザートのトッピングとしてびわを供する場合、丸ごとの状態ではなく、あらかじめ種と内側の薄皮を取り除いた「ハーフカット」や「飾り切り」に仕立てると格段に見栄えが向上します。
料亭や高級パーラーで採用されている、果肉を傷つけず美しく仕上げる手順は以下の通りです。
- 縦に一周ペティナイフで切れ目を入れる:アボカドを切る要領で、中心の種に沿ってぐるりと縦方向に包丁を入れます。
- 両手で軽くひねって2つに分ける:果肉を潰さないよう優しく持ち、左右に逆方向へ軽くひねると、種が片側に残った状態で綺麗に2つに割れます。
- 種と軸をスプーンでくり抜く:スプーンの先端を使って種を取り除きます。
- 内側の白い渋皮(内果皮)をこそげ取る:種が入っていた窪みの周りにある半透明の白い膜(薄皮)は渋みや口当たりの悪さの原因になるため、スプーンの縁を使って薄く削ぎ落とします。
- 皮を端からめくる:ハーフカットの状態からお尻側の皮をめくれば、ツルンと一口サイズの美しい果肉が完成します。
なお、びわの果肉に含まれるポリフェノールオキシダーゼ(酸化酵素)は空気に触れると急速に反応し、果肉が茶褐色に変色(褐変)してしまいます。カットした後は、薄い塩水(水200mlに対し塩ひとつまみ)または薄いレモン水に1〜2分くぐらせることで、瑞々しい鮮やかなオレンジ色を長時間キープできます。
余ったびわを極上のスイーツに|絶品コンポートレシピ
びわを大量にいただいた際や、少し酸味が強かったり熟しすぎたりした果実は、コンポートに仕立てるのが最適です。果肉の組織を崩さず、上品な香りを閉じ込める基本レシピをご紹介します。
鍋に水、グラニュー糖、白ワイン、レモン汁を入れて火にかけ、砂糖が溶けたら下処理したびわを加えます。落とし蓋をして弱火で5〜7分ほどコトコト煮るだけで完成です。火を止めたら煮汁に浸したまま粗熱を取り、冷蔵庫で一晩冷やすと味が芯まで染み込みます。ヨーグルトやバニラアイスへの添え物としても絶品です。