子泣きじじいの正体と伝承の真相|徳島の怪異から鬼太郎まで徹底解剖
子泣きじじいの最も特徴的な能力は、自らの肉体を鉱物のように硬化・重量化させる「石化能力」です。民間伝承における記述では、抱き上げた瞬間に「五十貫(約187.5kg)」から「百貫(約375kg)」へと瞬く間に重さを増し、成人男性であっても耐えきれず圧殺されると語られています。
漫画およびアニメ『ゲゲゲの鬼太郎』において、水木しげる氏はこの伝承を戦闘用の強力な武器へと見事に翻案しました。鬼太郎ファミリーにおける子泣きじじいは、小柄な体躯を活かして敵の頭上や背中に飛び乗り、空中から一気に石化して押し潰すダイブ攻撃を得意技としています。
作中では、妖怪城の怪獣や巨大な敵妖怪に対抗するため、自重を数トンから数百トン規模にまで自在に引き上げる描写が存在します。また、強固な防御壁としても機能し、敵の打撃や刃物を跳ね返すなど、前線で体を張るタンク役(防御・重攻撃担当)として鬼太郎の危機を幾度も救ってきました。