防火区画のスパンドレル基準総解説!900Mm寸法と袖壁緩和の盲点
Q1:スパンドレルの90cmという寸法は、どこからどこまでの内法寸法ですか?
A1:原則として「開口部と開口部の間の有効距離(サッシ枠の外側から隣のサッシ枠の外側まで)」です。開口部自体が防火設備等の要件を満たしていない場合、その開口枠間の耐火構造壁の純寸法が900mm以上必要となります。
Q2:袖壁を50cm突出させた場合、開口部間の平面寸法はゼロになっても良いですか?
A2:法規上、外壁面から500mm以上突出する耐火構造の袖壁があれば、平面的な開口部同士が袖壁を挟んで直近に配置されていても基準を満たします。ただし、袖壁自体の耐火性能やサッシ取り合い部の隙間充填が完全に施工されていることが前提です。
Q3:竪穴区画のスパンドレルは、すべての階の窓に必要になりますか?
A3:竪穴区画を構成する壁・床が外壁と接する境界部分において、区画内部(階段室など)の開口部と区画外部(廊下・居室など)の開口部が隣接・上下する部分に適用されます。竪穴区画に面していない一般居室間の外壁部分には、面積区画等に該当しない限り竪穴スパンドレルの規定は適用されません。