白川町役場が新庁舎へ移転!開庁時間や手続き・議論の全貌を徹底解説
白川町役場の新庁舎開庁は単なるオフィスの引っ越しではなく、約10年に及ぶ町政の葛藤と住民合意形成の結晶です。なぜ新庁舎建設はこれほど注目を集め、議論を呼んだのでしょうか。
1. 旧庁舎の致命的な老朽化と水害リスク
旧本庁舎(河岐715番地)は昭和期に建設されたもので、耐震性能の不足に加え、設備全体の老朽化が進んでいました。さらに最大の懸念事項だったのが、白川や飛騨川の合流点に近い地形ゆえの浸水・土砂災害リスクです。大規模災害時に災害対策本部として機能すべき役場が被災する危険性は、町政における長年の急務とされていました。
2. 移転候補地を巡る紛糾のドラマ
2018年時点で設置された庁舎整備検討委員会では、複数の候補地が俎上に載せられました。主な検討先として、「白川町立白川中学校敷地(河岐地区)」「タイセイ白川工場跡地(坂ノ東地区)」「白川天然温泉四季彩の湯跡地(河岐地区)」などが挙げられ、各地区の利便性や地盤強度、跡地利用を巡って住民意見が真っ向から対立しました。
「中心市街地の賑わいを維持すべき」「高台の安全な土地に移すべき」「財政負担を抑えて既存施設を活用すべき」など、町民それぞれの生活圏と危機感に基づいた主張が交錯。白川町長選挙の最新動向においても、庁舎整備の是非や事業費の規模、建設場所の妥当性が最大の争点として幾度も問われてきました。
3. 対話を重ねて導き出された「河岐1705-2」への着地
度重なる町民説明会や議会での審議、パブリックコメントの集約を経て、最終的に水害リスクの低減と町民アクセスのバランスを考慮した「河岐1705-2」への移転が確定。事業費の精査や国県補助金の活用を図ることで、将来世代への過度なツケ回しを抑制する計画へとブラッシュアップされ、2026年1月のグランドオープンへと結実したのです。