月9ドラマ2026の真実!視聴率推移と賛否両論の裏に潜む構造改革

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世間一般やネット言説において信じ込まれている最大の誤解は、「視聴率が取れなくなった月9は、フジテレビの赤字のお荷物になっている」という説です。これはメディアビジネスの実情を知らない短絡的な見方に過ぎません。

実際には、フジテレビの決算発表やIR資料に明記されている通り、有料動画配信サービス「FOD」の会員数増加および「TVer」経由のデジタル広告収入において、月9枠は全番組の中で屈指の稼ぎ頭として君臨し続けています。地上波の世帯視聴率が6%前後であっても、配信で数千万回の再生を叩き出せば、スポットCM以上の高単価なデジタルターゲティング広告枠として莫大な収益を生み出します。

さらに見逃せない盲点が「海外番販(フォーマット・配信権の販売)」と「IP展開」です。例えば、目黒蓮のようなアジア圏で絶大な人気を誇るトップアイドルを主演に据えることで、放送開始と同時に海外プラットフォームへのライセンス販売が成立し、制作費の大部分が回収できるビジネスモデルが完成しています。地上波の数字だけで「オワコン」と断じるネット記事は、現代のグローバル配信ビジネスの生態系を全く捉え切れていません。

山崎 陸

山崎 陸

ガジェット&アプライアンスライター

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