三重県の海水浴場おすすめ比較【2026最新】水質と穴場を徹底検証
「三重の海は本当に綺麗なのか」という疑問に対する答えは、どの水域を選ぶかによって180度異なります。工業地帯を内包する伊勢湾奥部と、黒潮が洗う志摩半島南端から東紀州にかけてのリアス海岸とでは、海水交換率もプランクトン発生率も根本から異なるためです。
環境省が毎年初夏に公表する海水浴場水質調査において、最高基準である環境省水質判定AAランクを連年獲得している筆頭が、志摩半島の南端に位置する御座白浜海水浴場の水質です。COD(化学的酸素要求量)は1リットルあたり1mg未満を記録し、ふん便性大腸菌群数も不検出レベルを維持。現地に立つと、水深2メートル以上の海底にある白い珪砂の模様が肉眼でくっきりと視認できます。地元観光協会の関係者も「外洋からの強い潮流と内海側の穏やかさが絶妙に交差し、常に清浄な海水が入れ替わる地形的恩恵がある」と証言しています。
もうひとつの最高峰が、東紀州熊野市に広がる新鹿(あたしか)です。紀伊山地の原生林から注ぎ込む清流と、黒潮が直撃する外洋の波がぶつかり合うこの湾は、コバルトブルーからエメラルドグリーンへのグラデーションを描きます。視認性の高さからシュノーケリング愛好家の聖地となっており、波打ち際すぐの場所でも小魚の群れが泳ぐ姿を観察できます。