澤野弘之「Into the Sky」歌詞和訳の真相とUcの軌跡
OVAとしてすでに金字塔を打ち立てていた『機動戦士ガンダムUC』が、地上波全国ネットの日曜朝7時枠で放送されると発表された際、ファンの間で最も注目されたのが「音楽の扱い」でした。OVA版の劇伴を手掛け、壮大なオーケストレーションで世界を熱狂させた澤野弘之が、TVシリーズの主題歌プロジェクトも統括することが明かされたときの衝撃は今なお語り草となっています。
制作陣からの「TVシリーズとしての新たな顔を作ってほしい」というオファーに対し、澤野弘之は自身のボーカル楽曲プロジェクト「SawanoHiroyuki[nZk](サワノヒロユキヌジーク)」名義でのアプローチを選択しました。劇伴作曲家が劇中スコアだけでなく、オープニングおよびエンディング主題歌のすべてをプロデュースし、作品全体の音響空間を統一するという試みは、アニメ音楽史においても極めて先進的なディレクションでした。
こうして生み出された『Into the Sky』は、澤野弘之 ガンダムUC 主題歌の集大成として位置づけられ、日曜朝の放送枠という制約を軽々と超えるヘビーかつドラマティックなサウンドスケープを構築することに成功しました。