ちびまる子ちゃん佐々木のじいさん実在モデルの真実と知られざる裏設定
『ちびまる子ちゃん』の清水市には、佐々木のじいさんと並び称されるもうひとりの環境保護の鬼が存在します。それが、巴川の清掃と魚の放流に人生を捧げる「川田さん(本名:川田守)」です。ふたりの特異な生態とスタンスをデータと事実から比較検証します。
川田さんが巴川に私財を投じるあまり家庭内に不穏な空気を生じさせているのに対し、佐々木のじいさんは実家の呉服店という安定した基盤に支えられ、妻のよし子さんから苦言を呈されつつも家庭崩壊には至っていません。さくらももこ作品の妙味は、同じ「奇矯な情熱を持った老人」を配置しながらも、経済的・家庭的リアリズムのグラデーションを緻密に描き分けている点にあります。