極悪同盟の歴代メンバー一覧と現在!ダンプ松本とクラッシュ抗争の真相
極悪同盟を語る上で絶対に外せない存在が、希代の悪徳レフェリーとして名を馳せた阿部四郎です。白黒のレフェリーシャツを着ながら、露骨に極悪同盟へ加担するレフェリングは、日本全国のファンを本気で激怒させました。
クラッシュギャルズがフォールを奪おうとすると極端な「超スローカウント」を取り、逆にダンプ松本が覆いかぶさると電光石火の「超高速カウント」でスリーカウントを叩く姿は、まさにプロレス史に残る名怪演でした。試合中にクラッシュ側へ凶器を投げ渡すダンプを平然と見逃し、抗議する長与千種を突き飛ばす阿部四郎の姿に、会場の少女ファンは涙を流しながら絶叫したものです。
しかし、実際の阿部四郎はリングを降りると誰よりも礼儀正しく、若手レスラーたちの食事の面倒を細やかに見る極めて温厚で優しい人格者でした。観客から生卵や空き缶を投げつけられ、時には暴徒化したファンから本気で命を狙われるリスクを背負いながら、彼は「プロの悪役レフェリー」としての職務を命がけで全うしていました。